記事一覧

整形外科と形成外科の違いは?②

対して美容整形では、耳の上あたりの生え際から耳の前をメスで切り開いて、余分な皮膚を切って短くしてつなげ、さらに顔の筋肉を糸で引っ張り上げたりする「フェイスリフト」の手術を行います。特に最近では、皮膚だけでなく皮膚の下にある「表情性筋膿」という口元から耳の横までつながっている筋肉を引き上げることで、最大限のリフトアップ効果を発揮する方法が人気です。皮膚だけを引き上げる手術よりも自然に仕上がって、骨膜下リフトという骨のすぐ近くの組織を引き上げる大手術よりも傷跡や腫れが小さいのが特徴です。

しかし、あまりたくさんリフトアップすると、目元が吊り上って怖くなったり、常に引っ張られているような違和感を感じ、表情も固くなってしまうので、要注意です。また未熟な医師によって、耳の形が変形したり、耳の穴が小さくなってイヤホンが入らなくなることもあります。生え際の傷によっては、手術跡が脱毛してしまうケースも見られます。皮膚を切除せずに、気になる皮膚のたるみを改善する方法もあります。溶ける糸を使って、顔を引き上げるリフトアップ術です。

糸を挿入するだけなので、傷跡が目立たず、「メスを使ったリフトアップは怖い」と考える人には向いていますが、永遠に引き上げが持続するわけではなく、1年~1年半で効果がなくなってしまいます。なるべく痛くないように、手術後に傷が目立たないようにと、改良されつつある美容整形によるアンチエイジング法ですが、いずれも数十万円単位の高額です。誰もが簡単に手術を受けられるようなものではありません。メスを使わない注射などによる若返りも同じです。じっくり考えて行動するようにしましょう。